2010年11月4日木曜日

LSDはサッカーにも効く!

最近、LSDを始めました。おかげで、サッカーやっても疲れにくくなりました。

もちろん、LSDって押尾何某なんかが「すぐいる?」なんて聞いちゃう系のクスリではありませんよ。

LSDとは、Long Slow Distanceの略で、市民マラソンのトレーニングなどで行われる「ゆっくり長い距離を走る」というものです。

それをやろうと思ったきっかけは、太り過ぎの自分の写真を見てとか、キレが増してきたヒガシ君のスピードについていくのがキツくなって来たとかがあって、ちょっと痩せてみようかなと思って始めました。

マラソンなんかやる人は、20キロを2時間かけて走ったりするそうですが、自分にはそこまで体力がないので、1週700メートルのコースを、7週していたのを漸進的に負荷を上げていって、今は12週走ってます。LSDを始めた頃は、翌日・翌々日に疲労が残って辛かったけど、最近は疲労する度合いが減って来て、なんとか続けていけそうな感じです。

このトレーニングをして以外だったのは、ただただゆっくり長く走るだけなのに、全身持久力及び回復力が大幅にアップすることです。

1セット20分程度のサッカーのゲームをしていてて、以前なら3、4セットめぐらいになると歩く時間が多かったものですが、最近は最後まで走れるようになってきました。

また、翌日の疲労の残り具合が全然違います。以前は全身がズドーンと重い感じになってかつ、腰とか膝にも疲労がたまってるなって感じがあったのが最近は大分軽減されるようになりました。

人類の歴史は、圧倒的に狩猟採集時代が長く(数十万年以上)、農業などをするようになったのはごく最近(数万年ぐらい)なので、人間の身体はまだ狩猟採集時代に適応したものになっているなんて言われてます。(それについては、NHKスペシャル「病の起源弟3集 腰痛 それは二足歩行の宿命か?」を見るとよくわかります。)

そういう知識があったので、人間の身体は長距離移動することで正常に機能するものだとは知っていましたが、今回LSDトレーニングをしてみて、実感として良くわかりました。

まあ、楽なトレーニングではありませんが、走れるようになってよりサッカーを楽しめるようになるし、膝・腰の故障防止にもなるし、痩せるし、ケガするリスクは少ないしで、いいことずくめなのでお薦めですね。